2018年7月の映画の日
2018.07.01 Sunday | category:映画
日曜なら朝でも空いているに違いないと思っているなら早朝に移動することないのに、と思いつつ用心は怠らないってそれは用心とは言わない。それは違う。みたいなツッコミを自分で入れつつ旧宅へ。このあと直帰してしまうので、必要な物品の移動は終えておかねばならないのですよ。
で、その後、友人と約束した新宿ピカデリー12時40分上映の『ハン・ソロ』を観て、帰宅してから新所沢レッツシネパークで18時55分からの『空飛ぶタイヤ』と21時55分からの『蚤とり侍』を観ました。
当然それだけで一日終わってしまいます。てゆーか、一日に三本は昔の池袋文芸座とかの三本立て以来かもしれないです。
明日の仕事が13時からでなければ、ここまではしなかったでしょうね。
で、前後しますが、以下はネタバレありなのでご注意を。
ガンダムオリジン循環系最終話を観る
2018.05.28 Monday | category:映画
ミッドナイトイーグル
2009.02.15 Sunday | category:映画
『ガッパ』すげえ
2007.12.04 Tuesday | category:映画
『大巨獣ガッパ』
2007.12.03 Monday | category:映画
『座頭市』
2007.06.03 Sunday | category:映画
『ブレイブストーリー』
2007.05.05 Saturday | category:映画
宮部みゆき原作ということで観てみましたが、なんというか、一昔前のロールプレイングゲームのシナリオみたいな話でした。で、まあそれだけのことではあったわけですが、小学5年生の男の子にそこまで達観させるのは非現実的なのでは?とか思ったりしてしまうのは、私の小学5年生時代がそれだけ遠い昔になったということですかね。一応、宮部みゆき先生よりは若いんですけどね。ちょっとだけですけど。
ま、それは置いとくとして、観ていて非常に印象深かったのは、小説や映画というのはゲームと違って便利だな、という感想にどうしても傾いてしまうことでした。というか、作法の違いがもろに出ているな、という感じですかね。
この手の話は前振りとして現実世界での日常が描かれている関係で、異世界での話は序盤からある程度派手にならざるをえないわけですが、ゲームでそれをやろうとしたら、序盤の難易度が上がるのを防ぐために、どうしてもシナリオ依存のイベント処理を多用することになってしまいます。初期のドラクエシリーズのような、いきなりその世界に放り込まれてコツコツやってゆく楽しみというのは、そうした処理を持ち込む時点でかなり殺されてしまうわけで、かつての業界用語(今はどうだか知りませんが)でいうところの力技で処理する美しくないゲームになってしまうわけです。
もちろん、某FFシリーズに代表される力技路線のゲームが大勢を占めている現状では、こんなことはそれこそ老人の繰言みたいなもので、いまさらのように指摘するのはどうかしているわけですが、現実の話がいかにも「宮部みゆきして」いて、それとのギャップ(いかにも「ゲームを参考にしました」みたいな展開)に少なからず違和感を持ってしまいました。面白くなかったわけではないんですけどね。
ま、それは置いとくとして、観ていて非常に印象深かったのは、小説や映画というのはゲームと違って便利だな、という感想にどうしても傾いてしまうことでした。というか、作法の違いがもろに出ているな、という感じですかね。
この手の話は前振りとして現実世界での日常が描かれている関係で、異世界での話は序盤からある程度派手にならざるをえないわけですが、ゲームでそれをやろうとしたら、序盤の難易度が上がるのを防ぐために、どうしてもシナリオ依存のイベント処理を多用することになってしまいます。初期のドラクエシリーズのような、いきなりその世界に放り込まれてコツコツやってゆく楽しみというのは、そうした処理を持ち込む時点でかなり殺されてしまうわけで、かつての業界用語(今はどうだか知りませんが)でいうところの力技で処理する美しくないゲームになってしまうわけです。
もちろん、某FFシリーズに代表される力技路線のゲームが大勢を占めている現状では、こんなことはそれこそ老人の繰言みたいなもので、いまさらのように指摘するのはどうかしているわけですが、現実の話がいかにも「宮部みゆきして」いて、それとのギャップ(いかにも「ゲームを参考にしました」みたいな展開)に少なからず違和感を持ってしまいました。面白くなかったわけではないんですけどね。
『グローリー』
2007.02.26 Monday | category:映画
『ローレライ』
2007.02.24 Saturday | category:映画
『隠し剣 鬼の爪』
2007.02.23 Friday | category:映画
大きい画面で観てもよかったかな、と思わせる映像で、最新作の『武士の一分』より自然なきれいさが印象的でした。話はそれなりに藤沢周平していたと思います。
で、設定が幕末だけあって、どうしても火器(銃砲)に目がいってしまうわけですが、海坂藩はやたらに豪勢です。元込め式単発銃だけでもすごいのに、レバーアクションのスペンサー騎銃とか、4ポンド軽野砲らしきものとか、当時としては値の張りそうな火器をずいぶん購入したようです。
中でも一番驚きなのは、やはりなんといっても銃剣です。幕末の諸藩は銃の数を集めることに汲々とし、銃剣までは手が回りませんでした。というより、無駄なので買わなかったというべきかもしれません。腰に長めの刀を差しておけば十分ですから。
ところが、海坂藩は一隊全員を銃剣付元込め式単発銃で武装させたばかりか、方陣まで組んで見せてくれましたから、これは相当な熱の入れようです。このへんは山田洋次監督のオリジナルだと思いますが、こういう奇天烈な西洋化を描き出したせいで、藩内対立の構図がわかりにくくなった(ように感じられたのは俺だけ?)のが残念です。
で、設定が幕末だけあって、どうしても火器(銃砲)に目がいってしまうわけですが、海坂藩はやたらに豪勢です。元込め式単発銃だけでもすごいのに、レバーアクションのスペンサー騎銃とか、4ポンド軽野砲らしきものとか、当時としては値の張りそうな火器をずいぶん購入したようです。
中でも一番驚きなのは、やはりなんといっても銃剣です。幕末の諸藩は銃の数を集めることに汲々とし、銃剣までは手が回りませんでした。というより、無駄なので買わなかったというべきかもしれません。腰に長めの刀を差しておけば十分ですから。
ところが、海坂藩は一隊全員を銃剣付元込め式単発銃で武装させたばかりか、方陣まで組んで見せてくれましたから、これは相当な熱の入れようです。このへんは山田洋次監督のオリジナルだと思いますが、こういう奇天烈な西洋化を描き出したせいで、藩内対立の構図がわかりにくくなった(ように感じられたのは俺だけ?)のが残念です。
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