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2011.05.30 Monday | category:-
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『風林火山』第49回
2007.12.14 Friday | category:NHK大河
先週に引き続いて無駄な時間の使い方してますなあ。とくに魔女の婆さん。上杉側にも須田相模守満親らがいて、霧については十分な情報を持っていたはずですから、褒美を与えてまで新たに入手する必要などあるわけがない。まったく意味ねえです。
翌朝が濃霧だから武田勢が出陣するという宇佐美の読みも、前回の感想に書いたとおりで霧が珍しくない以上、そもそも成立する余地がない。ましてや、婆さんを間に挟んでの駆け引きになどなどなろうはずがありません。妙にがめつくてしたたかな婆さんにしてましたが、前提が崩れてしまうと、こういう役作りはいかにも空虚です。
というわけで、二手に分かれて海津を出撃した武田勢の策についても、もう少し気の利いた話にしたほうがよかったのではないかと思います。鞍骨城の存在はこの肝心な場面で無視してくれるし、だったらわざわざ地図に入れるなよと、声を大にしていいたいですな。
妻女山攻撃隊が物見の潰滅で企図の露見を予期しながらも作戦を継続したことについては、実は当然のことなのであまり気になりませんでした。原始的な通信手段しかない時代の分進合撃は途中で大掛かりな変更ができませんから、事前に決めたことは最後までやり通さなければならんです。ゲームじゃないんで臨機応変といっても限度があるわけです。
だからこそ、『甲陽軍鑑』の上杉勢は勝っても負けても山を下りるという表現が意味を持ってくるわけで、要するに始まっちゃったら後戻りできないということですな。ここは珍しく大河が正しいです。
ただ、表現の仕方としてどうよ、というのは確かにその通りです。上のような理屈を飯富や真田に語らせていればアホに見えることもなかったはずなのに、いらんシーンに時間を浪費していながら、こういう肝心要のシーンでセリフをケチるところがいかんわけです。
肝心の霧もお粗末でした。向こう側まで見通せるし、何よりも晴れるのが早すぎます。序盤戦後半のシーンはほとんど完全に晴れていましたが、じゃあそのどこが滅多にない濃霧だったのか、演出と脚本のどちらに非があってそうなったのか、小一時間ほども問い詰めたいところです。て、たとえその機会があってもしないことを書いてみたりして。
笑ったのは車懸りですね。マジ回ってました。ご苦労様なことです。さぞ疲れたことでしょう。
戦闘の描写についてはこれまでにも再三書いてきたとおりですが、それに加えて今回さらにまずく見えたのは、武田信繁の討死のシーンで鐵炮がまったく関わっていないことです。信繁は鐵炮で馬から射落とされたという伝承があり、永祿4年という時期からいってもそれは大いにありそうな話ですから、ここは積極的に利用すべきだったのではないですかね。それに、柿崎本人に討たせるくらいなら、村上義清とかのほうがよかったかな。
いろいろと細かいエピソードに凝って作り込んだつもりなのでしょうが、よくよく見れば中途半端みたいなところが気になりました。これも毎度のことですが。
翌朝が濃霧だから武田勢が出陣するという宇佐美の読みも、前回の感想に書いたとおりで霧が珍しくない以上、そもそも成立する余地がない。ましてや、婆さんを間に挟んでの駆け引きになどなどなろうはずがありません。妙にがめつくてしたたかな婆さんにしてましたが、前提が崩れてしまうと、こういう役作りはいかにも空虚です。
というわけで、二手に分かれて海津を出撃した武田勢の策についても、もう少し気の利いた話にしたほうがよかったのではないかと思います。鞍骨城の存在はこの肝心な場面で無視してくれるし、だったらわざわざ地図に入れるなよと、声を大にしていいたいですな。
妻女山攻撃隊が物見の潰滅で企図の露見を予期しながらも作戦を継続したことについては、実は当然のことなのであまり気になりませんでした。原始的な通信手段しかない時代の分進合撃は途中で大掛かりな変更ができませんから、事前に決めたことは最後までやり通さなければならんです。ゲームじゃないんで臨機応変といっても限度があるわけです。
だからこそ、『甲陽軍鑑』の上杉勢は勝っても負けても山を下りるという表現が意味を持ってくるわけで、要するに始まっちゃったら後戻りできないということですな。ここは珍しく大河が正しいです。
ただ、表現の仕方としてどうよ、というのは確かにその通りです。上のような理屈を飯富や真田に語らせていればアホに見えることもなかったはずなのに、いらんシーンに時間を浪費していながら、こういう肝心要のシーンでセリフをケチるところがいかんわけです。
肝心の霧もお粗末でした。向こう側まで見通せるし、何よりも晴れるのが早すぎます。序盤戦後半のシーンはほとんど完全に晴れていましたが、じゃあそのどこが滅多にない濃霧だったのか、演出と脚本のどちらに非があってそうなったのか、小一時間ほども問い詰めたいところです。て、たとえその機会があってもしないことを書いてみたりして。
笑ったのは車懸りですね。マジ回ってました。ご苦労様なことです。さぞ疲れたことでしょう。
戦闘の描写についてはこれまでにも再三書いてきたとおりですが、それに加えて今回さらにまずく見えたのは、武田信繁の討死のシーンで鐵炮がまったく関わっていないことです。信繁は鐵炮で馬から射落とされたという伝承があり、永祿4年という時期からいってもそれは大いにありそうな話ですから、ここは積極的に利用すべきだったのではないですかね。それに、柿崎本人に討たせるくらいなら、村上義清とかのほうがよかったかな。
いろいろと細かいエピソードに凝って作り込んだつもりなのでしょうが、よくよく見れば中途半端みたいなところが気になりました。これも毎度のことですが。
Comment
なるほど、戦術単位で考えるとたしかにそうですね。<作戦変更不可
勉強になります(;^_^A。
勉強になります(;^_^A。
Posted by: 橋場 |at: 2007/12/15 12:37 AM
かわい先生、トラバありがとうございます。やっと貼れましたね。これまではじかれてしまったのは、いったい何だったのでしょう?
橋場先生、正月もなくなりそうな勢いですが、よろしくお願いします。
橋場先生、正月もなくなりそうな勢いですが、よろしくお願いします。
Posted by: ぶるぼん |at: 2007/12/15 2:17 AM
>橋場殿下
いえいえ、まったくなにもしなかったとは考えられませんし、私も別働隊は接触を予期して警戒を厳にしたのではないかと推測しております。たぶんそれが転進のタイミングを遅らせたはずですから、大河の描き方はたぶんに偶然の産物のような気がしてきました(笑)。
>ぶるぼん様
今回はTBの順番を変えてみたところ、あっさり通りました。思えば、前に成功したときもそちらに送信したのが最初でしたから、たぶんそれでしょう。今後も真っ先に送信すれば成功するのかもしれません。
いえいえ、まったくなにもしなかったとは考えられませんし、私も別働隊は接触を予期して警戒を厳にしたのではないかと推測しております。たぶんそれが転進のタイミングを遅らせたはずですから、大河の描き方はたぶんに偶然の産物のような気がしてきました(笑)。
>ぶるぼん様
今回はTBの順番を変えてみたところ、あっさり通りました。思えば、前に成功したときもそちらに送信したのが最初でしたから、たぶんそれでしょう。今後も真っ先に送信すれば成功するのかもしれません。
Posted by: かわい |at: 2007/12/15 11:15 AM

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