銘柄削減
2006.07.31 Monday | category:雑記
『功名が辻』第30回
2006.07.30 Sunday | category:NHK大河
いろいろ切迫
2006.07.29 Saturday | category:雑記
消耗戦突入
2006.07.28 Friday | category:お仕事
一連の谷垣発言
2006.07.27 Thursday | category:雑記
消費税率10%以上はよいのだが、問題はその目的税化を大前提にしてしか思考できないこと。どうも税制の話になると、自民党内部でなにをどうしようとダメ、という従来の印象をことさらに強調する結果に終わるのは、自民党議員の基本的な傾向のような気がする。
目的税化というのは一見歳出の範囲を限定できて無駄遣いが減る印象があるようだが、実際には税収の固定的で硬直した独占を促すだけで、特定官庁の利権となる危険を増大させる愚策である。本来は出口で割り振りを制限すべきところなのに、入口で割り振りを決めてしまおうという発想に無理があるのである。
というわけで、自民党総裁選挙でなにがどう変わろうと、この国は変わらず坂道を転がり続けるのである。
目的税化というのは一見歳出の範囲を限定できて無駄遣いが減る印象があるようだが、実際には税収の固定的で硬直した独占を促すだけで、特定官庁の利権となる危険を増大させる愚策である。本来は出口で割り振りを制限すべきところなのに、入口で割り振りを決めてしまおうという発想に無理があるのである。
というわけで、自民党総裁選挙でなにがどう変わろうと、この国は変わらず坂道を転がり続けるのである。
苦戦22時間
2006.07.26 Wednesday | category:雑記
猿真似も事によりけり
2006.07.25 Tuesday | category:雑記
対外的に武力行使を躊躇しないことにかけては、イスラエルはアメリカを抜いてダントツ世界一であると思う。もちろん二位はアメリカで、内戦鎮圧に積極的ではあっても外交には慎重なロシア以下を大きく引き離している。
なので、このところの日本の態度はやはりおかしい。少なくとも私が記憶しているところの、戦後からつい数年前まで続いていた(もちろん私が記憶しているのは後半だけである)、いつもの、あの見慣れた日本の態度ではない。
こちらを威嚇しつつ懐からなにかを取り出そうとしている相手を暴力で倒したら……もちろん過剰防衛である。相手が凶器を所持していると誰もが承知しており、その前提での上記の事態であればわかる。しかしそう都合よくゆくものではないし、上記のたとえ話は彼の国のミサイルを示唆した話であり、ミサイルの弾頭がどのような状態でそのミサイルの目標がどこかなど発射されなければわからないのだから、事前にその基地を攻撃して破壊するという行為は、国を人に置き換えれば過剰防衛以外のなにものでもない。
再びイスラエルに話を戻せば、ユダヤ人とパレスチナ人の軋轢は、どちらが先か明確にすることが困難なほどに古い。少なくとも日本が憲法に戦争を捨てると明記したころには、イギリスやフランスなどの植民地支配に対する抵抗が、ユダヤ人入植者とイスラム系パレスチナ人との抗争に転化しつつあったという。
つまり、ほぼ同じ時期に、日本は戦争を捨てて国家として再生し、イスラエルは武力抗争の中で国家を建設したわけである。両国は国家建設において、いわば180度逆のアプローチをおよそ60年にわたって続けてきたわけであり、その対極に存在する国家像を他方が模倣するなど、愚の骨頂とかいう以前に、そもそも物心いずれの面においても不可能である。
したがって日本外交は、イスラエルやアメリカに範を求めてはならない……というより、求めたところで端からできることではないのである。与党も野党も若手(といっても私よりは年配者ばかりである)覇権主義者の勢いに負けやすい土壌が形成されつつあるようだが、自国に実現可能なことと不可能なことの区別がつかなくなった瞬間、この国は再び軍事的破滅を経験することになるだろう、と無責任に予言しておくのであった。
なので、このところの日本の態度はやはりおかしい。少なくとも私が記憶しているところの、戦後からつい数年前まで続いていた(もちろん私が記憶しているのは後半だけである)、いつもの、あの見慣れた日本の態度ではない。
こちらを威嚇しつつ懐からなにかを取り出そうとしている相手を暴力で倒したら……もちろん過剰防衛である。相手が凶器を所持していると誰もが承知しており、その前提での上記の事態であればわかる。しかしそう都合よくゆくものではないし、上記のたとえ話は彼の国のミサイルを示唆した話であり、ミサイルの弾頭がどのような状態でそのミサイルの目標がどこかなど発射されなければわからないのだから、事前にその基地を攻撃して破壊するという行為は、国を人に置き換えれば過剰防衛以外のなにものでもない。
再びイスラエルに話を戻せば、ユダヤ人とパレスチナ人の軋轢は、どちらが先か明確にすることが困難なほどに古い。少なくとも日本が憲法に戦争を捨てると明記したころには、イギリスやフランスなどの植民地支配に対する抵抗が、ユダヤ人入植者とイスラム系パレスチナ人との抗争に転化しつつあったという。
つまり、ほぼ同じ時期に、日本は戦争を捨てて国家として再生し、イスラエルは武力抗争の中で国家を建設したわけである。両国は国家建設において、いわば180度逆のアプローチをおよそ60年にわたって続けてきたわけであり、その対極に存在する国家像を他方が模倣するなど、愚の骨頂とかいう以前に、そもそも物心いずれの面においても不可能である。
したがって日本外交は、イスラエルやアメリカに範を求めてはならない……というより、求めたところで端からできることではないのである。与党も野党も若手(といっても私よりは年配者ばかりである)覇権主義者の勢いに負けやすい土壌が形成されつつあるようだが、自国に実現可能なことと不可能なことの区別がつかなくなった瞬間、この国は再び軍事的破滅を経験することになるだろう、と無責任に予言しておくのであった。
嫌煙の奨め
2006.07.24 Monday | category:雑記
『功名が辻』第29回
2006.07.23 Sunday | category:NHK大河
まったく期待していなかったので期待外れではなかった。というか、予想通りだった。
小牧の陣というのは、東は長久手周辺から西は伊勢中部まで、極めて長大な正面での対峙戦であって、別に小牧市一帯と長久手町周辺の間で戦われた戦争ではない。したがって「小牧・長久手の戦い」といった誤解を招きやすい呼称を用いることは、実はまったく適当ではない。あるべきスタンダードの確立はNHKが本来果たすべき公共的使命の最たるものであるはずだが、そう固いことをいっても現実的じゃないし、しかたないのかなと思ったりもするわけで、若干の物足りなさは我慢するしかないのだろう。
しかしそれを我慢するとなると、あとはもう投げるしかないというか、エンターテインメントとしての捻りがまるで足りていないというか、織田信雄も羽柴秀次も救いようがないほど創り込みが不足した薄っぺらなキャラクターで、とくに小牧の陣での信雄のトリックスターとしての役割を矮小化してしか描きえなかった点で、NHK大河ドラマに潜在する啓蒙主義的傲慢の不完全性を改めて見せつけられた気がした。
小牧の陣というのは、東は長久手周辺から西は伊勢中部まで、極めて長大な正面での対峙戦であって、別に小牧市一帯と長久手町周辺の間で戦われた戦争ではない。したがって「小牧・長久手の戦い」といった誤解を招きやすい呼称を用いることは、実はまったく適当ではない。あるべきスタンダードの確立はNHKが本来果たすべき公共的使命の最たるものであるはずだが、そう固いことをいっても現実的じゃないし、しかたないのかなと思ったりもするわけで、若干の物足りなさは我慢するしかないのだろう。
しかしそれを我慢するとなると、あとはもう投げるしかないというか、エンターテインメントとしての捻りがまるで足りていないというか、織田信雄も羽柴秀次も救いようがないほど創り込みが不足した薄っぺらなキャラクターで、とくに小牧の陣での信雄のトリックスターとしての役割を矮小化してしか描きえなかった点で、NHK大河ドラマに潜在する啓蒙主義的傲慢の不完全性を改めて見せつけられた気がした。
さらに水害
2006.07.22 Saturday | category:雑記
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