まだ終わらないでござる
2007.01.31 Wednesday | category:お仕事
終わらないよん
2007.01.30 Tuesday | category:お仕事
昨夜はJUGEMのトラブルで管理画面にアクセスできなかったのですが、忙しいしネタもないからちょうどいいです。
で、今日もまだ仕事は続いています。ずーっと参考文献の読み直しと比較検証の繰り返し。
すでに本文からキャプションを切り分けるだけの段階になっていたので、細かいことを気にていしなければ、もうとっくに終わっているはずの作業だったんですけどね。
そんなわけで、すごく嫌な気分です。
いや、作業内容自体は楽しいんです。嫌なのは、それでどんどん入稿が遅れてしまうことです。担当編集者に迷惑をかけるのも嫌だし、時間単価がどんどん低下して行くのも嫌です。
さらにいえば、不機嫌そうな雰囲気の中でときおり「ウヒヒヒ……」とか笑いを漏らす自分の異様な有様も嫌ですね。傍目にはかなり気持ち悪いか不気味なはずです。ほとんど変質者です。
こうなったら変質道を究めてやる!とか開き直ったりはしません。ほんとはちょっとそう思っちゃいましたけど、そんなことしてたらますます貧乏になってしまうので、気分転換に想像してみるだけにします。
で、今日もまだ仕事は続いています。ずーっと参考文献の読み直しと比較検証の繰り返し。
すでに本文からキャプションを切り分けるだけの段階になっていたので、細かいことを気にていしなければ、もうとっくに終わっているはずの作業だったんですけどね。
そんなわけで、すごく嫌な気分です。
いや、作業内容自体は楽しいんです。嫌なのは、それでどんどん入稿が遅れてしまうことです。担当編集者に迷惑をかけるのも嫌だし、時間単価がどんどん低下して行くのも嫌です。
さらにいえば、不機嫌そうな雰囲気の中でときおり「ウヒヒヒ……」とか笑いを漏らす自分の異様な有様も嫌ですね。傍目にはかなり気持ち悪いか不気味なはずです。ほとんど変質者です。
こうなったら変質道を究めてやる!とか開き直ったりはしません。ほんとはちょっとそう思っちゃいましたけど、そんなことしてたらますます貧乏になってしまうので、気分転換に想像してみるだけにします。
『風林火山』第4回
2007.01.28 Sunday | category:NHK大河
やはり妊婦の腹を割いた話に引っ掛けてきました。おそらく8回目あたりになるはずの信虎の追放の伏線としては、ほとんど最悪に近い安っぽさですが、まあしかたないんでしょうね。勘助と無理矢理絡めなければならないわけだから。
葛笠村は原美濃の知行地のようでありながら、一方では武田家の直轄地のようでもあり、かと思えば今回のように板垣が勝手に被官を取れる帰属関係が曖昧な土地のようです。どういう設定なんでしょうね、これは。
実際に複数の領主が共有する土地というのは多かったようなので、間違っているとまではいいませんが、例によって説明がないのが痛いです。晴信の態度からすると、葛笠村は武田家の直轄地で、足軽大将である原に付けられる足軽の供給地ということになるわけですが、そうなると勝手に原配下の足軽を板垣が被官あるいは同心として取り上げるのはルール違反です。それを晴信が追認したという経緯になるなら、信虎が廃嫡を考えるのもうなずけます。
今川家の内乱はほぼ予想通りの展開で、いよいよ次回は福島一党が滅ぼされるようですが、武田家がそこにどう介入したかったのか、今日の時点でさえ明確になっていないのが気になります。梅岳承芳は家督を継いだ後、武田宥和政策へと今川家の方針を転換することになりますから、信虎が福島派から承芳に乗り換える経緯をはっきりさせないと、これも意味不明の有耶無耶ということになりかねません。
余計なお世話ですが、いまから心配です。
葛笠村は原美濃の知行地のようでありながら、一方では武田家の直轄地のようでもあり、かと思えば今回のように板垣が勝手に被官を取れる帰属関係が曖昧な土地のようです。どういう設定なんでしょうね、これは。
実際に複数の領主が共有する土地というのは多かったようなので、間違っているとまではいいませんが、例によって説明がないのが痛いです。晴信の態度からすると、葛笠村は武田家の直轄地で、足軽大将である原に付けられる足軽の供給地ということになるわけですが、そうなると勝手に原配下の足軽を板垣が被官あるいは同心として取り上げるのはルール違反です。それを晴信が追認したという経緯になるなら、信虎が廃嫡を考えるのもうなずけます。
今川家の内乱はほぼ予想通りの展開で、いよいよ次回は福島一党が滅ぼされるようですが、武田家がそこにどう介入したかったのか、今日の時点でさえ明確になっていないのが気になります。梅岳承芳は家督を継いだ後、武田宥和政策へと今川家の方針を転換することになりますから、信虎が福島派から承芳に乗り換える経緯をはっきりさせないと、これも意味不明の有耶無耶ということになりかねません。
余計なお世話ですが、いまから心配です。
コラム終了
2007.01.27 Saturday | category:お仕事
↓の後日談
2007.01.26 Friday | category:雑記
князь
2007.01.25 Thursday | category:雑記
角川文庫『皇帝ナポレオン(上・下)』
2007.01.24 Wednesday | category:書籍
藤本ひとみ先生の3年ちょっと前の書き下ろし単行本の文庫化。同時代のジャーナリストが取材を重ねてナポレオンの評伝を執筆する、というひねくれたスタイルのナポレオン伝で、太田牛一に本能寺の変の真相を語らせる某小説に近い構成ですが、藤本先生のほうが断然上手いです(たぶん)。
部隊名、兵科、兵器名などがしばしば変で、地形や位置関係もときどき怪しいですが、興醒めする前に読み終わってしまうので、たぶん問題ない……と思います。伏線が切れていたりオチがついていなかったりするのも、大勢には影響しないので無視できます。とくに後半部分(おもに下巻)は書き方が荒い印象で、お疲れで集中力が続かなかったのかな、なんて思ったりしましたが、皇帝マンセーな方々以外は大変楽しく読めるに違いないと確信します。
それと、R指定でもおかしくない描写がかなり広範囲にわたって(とくに上巻は)執拗に繰り返されるため、お子様に与えるのはどうかと思います。
部隊名、兵科、兵器名などがしばしば変で、地形や位置関係もときどき怪しいですが、興醒めする前に読み終わってしまうので、たぶん問題ない……と思います。伏線が切れていたりオチがついていなかったりするのも、大勢には影響しないので無視できます。とくに後半部分(おもに下巻)は書き方が荒い印象で、お疲れで集中力が続かなかったのかな、なんて思ったりしましたが、皇帝マンセーな方々以外は大変楽しく読めるに違いないと確信します。
それと、R指定でもおかしくない描写がかなり広範囲にわたって(とくに上巻は)執拗に繰り返されるため、お子様に与えるのはどうかと思います。
営業力不足
2007.01.23 Tuesday | category:お仕事
NHK大河がせっかく武田物であるにもかかわらず、まったく仕事に結びつける努力をしていないのは、たぶんものすご〜くもったいないことで、おそらく千載一遇の好機を逸しているような気が……。
実際、武田信玄の生涯は過去に書いた4本の記事でほぼカバーしており、足りないのは永祿中期の上野侵攻と飛騨攻めだけ。内容がかぶっている部分を整理する必要があるとはいえ、義信派の粛清や駿河今川攻めなどは逆に補強してやらねばならないわけで、それに有力家臣のプロフィールなどを書き足せば、すぐに文庫1冊分の400枚に達してしまうに相違ないわけです。去年のうちにぜひとも通しておくべき企画でした。
もっとも、いまからでも決して遅くはないわけで、それをしないでボーっとしているというのは、すでにしてやる気がないからであり、やる気がないやつがこんなところでこんなことを書いても、まったく仕事には結びつかないわけです。というより、私は元々企画力に見合った営業力を持ち合わせておらず、その企画力にしてもお粗末極まるわけで、そんなことを愚痴愚痴書いていても進退窮まるのが関の山なのであります。貧すれば鈍す、鈍すれば窮すであり、味方が苦しいときは敵も苦しいのであり、よってデコポン星征服は不退転の決意で完遂されねばならず、とりあえずごちゃごちゃ書いとらんとさっさと仕事せいってことであります。
そんなわけで、さっさと原稿を片付けて営業に行こう!と思ってみたりするかもしれない今日この頃だったような気がするわけでした。
実際、武田信玄の生涯は過去に書いた4本の記事でほぼカバーしており、足りないのは永祿中期の上野侵攻と飛騨攻めだけ。内容がかぶっている部分を整理する必要があるとはいえ、義信派の粛清や駿河今川攻めなどは逆に補強してやらねばならないわけで、それに有力家臣のプロフィールなどを書き足せば、すぐに文庫1冊分の400枚に達してしまうに相違ないわけです。去年のうちにぜひとも通しておくべき企画でした。
もっとも、いまからでも決して遅くはないわけで、それをしないでボーっとしているというのは、すでにしてやる気がないからであり、やる気がないやつがこんなところでこんなことを書いても、まったく仕事には結びつかないわけです。というより、私は元々企画力に見合った営業力を持ち合わせておらず、その企画力にしてもお粗末極まるわけで、そんなことを愚痴愚痴書いていても進退窮まるのが関の山なのであります。貧すれば鈍す、鈍すれば窮すであり、味方が苦しいときは敵も苦しいのであり、よってデコポン星征服は不退転の決意で完遂されねばならず、とりあえずごちゃごちゃ書いとらんとさっさと仕事せいってことであります。
そんなわけで、さっさと原稿を片付けて営業に行こう!と思ってみたりするかもしれない今日この頃だったような気がするわけでした。
17時58分11秒
2007.01.22 Monday | category:犬猫
『風林火山』第3回
2007.01.21 Sunday | category:NHK大河
相変わらず伝助たちの位置付けがよくわかりません。彼らは村でどのような地位にあるんでしょうね。少なくとも伝助は、村の青年を仕切って戦場に出る差配役のひとりと推定でき、村「おとな」のひとりではないかと思われるのですが、にしては生活水準が低すぎます。一応、自作しているようなので平百姓のようですが、懐具合は被官百姓に近いのではないでしょうか。不作続きの関東甲信とはいえ、他の村落構成員の生活状態が描かれないため、あれでは過度に貧しく描写しているように見えてしまいます。
前回もそうでしたが、今回も描写の対比がくどいです。村でぶらぶらしている勘助に対して、晴信も側近を相手に遊び呆けています。演出家も脚本家もこういうのが好きなのかもしれませんが、観ていてなるほどと思えるような効果があるとは思えません。ちょっと空振り気味ですね。
さて、その晴信の側近ですが、駒井政武といえば『高白斎記』を書いた後の駒井高白斎で、同書の内容からすると晴信よりはずっと年上のはず。なのにえらく若いですね。晴信の人事=若手の登用というイメージを定着させようというんでしょうか。
ところで、信虎がラストでなにやらぶち切れていましたが、あんな切れ方をされてはおちおち道も歩けません。逆に守護の狩場で勝手に山菜取りをしていたのなら、それ自体が近隣の村落に付与された特権を侵害する犯罪行為です。葛笠村って近隣なんですかね。
というわけで、ミツたちが悪いのか、信虎が暴虐なのか、どちらにするにしても底の浅い話になりそうな嫌な予感が……。予告もあんなだったし。
前回もそうでしたが、今回も描写の対比がくどいです。村でぶらぶらしている勘助に対して、晴信も側近を相手に遊び呆けています。演出家も脚本家もこういうのが好きなのかもしれませんが、観ていてなるほどと思えるような効果があるとは思えません。ちょっと空振り気味ですね。
さて、その晴信の側近ですが、駒井政武といえば『高白斎記』を書いた後の駒井高白斎で、同書の内容からすると晴信よりはずっと年上のはず。なのにえらく若いですね。晴信の人事=若手の登用というイメージを定着させようというんでしょうか。
ところで、信虎がラストでなにやらぶち切れていましたが、あんな切れ方をされてはおちおち道も歩けません。逆に守護の狩場で勝手に山菜取りをしていたのなら、それ自体が近隣の村落に付与された特権を侵害する犯罪行為です。葛笠村って近隣なんですかね。
というわけで、ミツたちが悪いのか、信虎が暴虐なのか、どちらにするにしても底の浅い話になりそうな嫌な予感が……。予告もあんなだったし。
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