「日本海」と「東海」
2007.04.30 Monday | category:雑記
IHO総会で韓国が「日本海」の単独表記に反対した理由は理解できるのですが、理解できないのは彼らが併記させたがった「東海」です。本来、ある基準から見た方位を名称に加える場合、その基準を明示しないと意味不明になります。日本から見たらちっとも東じゃないですから。
なので、彼らがなぜ「韓東海」とか「東韓海」にしなかったのか、その点がよくわかりません。奥ゆかしいからですかね。でも、奥ゆかしいなら、そもそも併記を強硬に主張したりしないと思いますが。
韓国というか朝鮮というか、あの半島の国は昔から頑なでしたが、そういう意味でいえば、そもそも日本は、建前が頑ななくせに本音がルーズだったり、ルーズな建前の裏に頑なな本音を隠していたりするので、おそらく彼らにいわせればかなり卑怯で陰険で狡猾な態度なのだろうと思います。実際、日本人は裏表があることを前提に社会を構築しているようなところもありますから。
正直な話、この国に対する海外の批判というのは「火のないところに煙は立たない」類のもので、謝罪が外交的な駆け引きとして成立する状況を作ってこなかったこの国の無策の結果にほかならないと思っています。何度謝っても認めてもらえないというのは、要するに謝り方が悪い、謝ったという事実の伝え方が悪いからで、そのへんを改善できない限り、いつまでも悪くいわれ続けることは確実です。
どうしても謝るのが嫌なら、日本海の呼称や表記くらい、熨斗つけて譲ってしまえばよいのに、と思ってしまいます。アホらしい。
なので、彼らがなぜ「韓東海」とか「東韓海」にしなかったのか、その点がよくわかりません。奥ゆかしいからですかね。でも、奥ゆかしいなら、そもそも併記を強硬に主張したりしないと思いますが。
韓国というか朝鮮というか、あの半島の国は昔から頑なでしたが、そういう意味でいえば、そもそも日本は、建前が頑ななくせに本音がルーズだったり、ルーズな建前の裏に頑なな本音を隠していたりするので、おそらく彼らにいわせればかなり卑怯で陰険で狡猾な態度なのだろうと思います。実際、日本人は裏表があることを前提に社会を構築しているようなところもありますから。
正直な話、この国に対する海外の批判というのは「火のないところに煙は立たない」類のもので、謝罪が外交的な駆け引きとして成立する状況を作ってこなかったこの国の無策の結果にほかならないと思っています。何度謝っても認めてもらえないというのは、要するに謝り方が悪い、謝ったという事実の伝え方が悪いからで、そのへんを改善できない限り、いつまでも悪くいわれ続けることは確実です。
どうしても謝るのが嫌なら、日本海の呼称や表記くらい、熨斗つけて譲ってしまえばよいのに、と思ってしまいます。アホらしい。
『風林火山』第17回
2007.04.29 Sunday | category:NHK大河
姫の涙はどの姫の?てくらい泣きが入ってましたが(ま、ほんとの姫はひとりだけで、あとは「元姫」の人たちですけど)、その割にはグッと来ませんね。盛り上がらないこと夥しいです。これまでに構築された世界観に白け切っているせいですから、今さらしかたがない話ではありますが、もう少しなんとかなりませんかねえ。
塗料にたとえるなら、今回は原作の序盤を5倍増しくらいに希釈した揚げ句、希釈に使った塗料の色が濃すぎて変な色になった、という感じですかね。元々、井上靖が割り合い現代的価値観を持ち込みがちな人で、原作も妙なバイアスがかかっていましたから、そこに脚本家や演出家のバイアスが重なって訳分からん内容になってしまったような。
そうそう、今回の萩乃はこれまでになく八重が入ってて薄気味悪かったです。どうせ太郎くんの造反前に終わっちゃうんだから、なにもこの線で行くこたぁないじゃん、と思ってしまいました。
あと、高遠の蓮芳軒ちゃんが瞬殺されたのが非常に残念です。けっこう気に入っていたのに、討死報告だけですからねえ。もったいないなあ。
塗料にたとえるなら、今回は原作の序盤を5倍増しくらいに希釈した揚げ句、希釈に使った塗料の色が濃すぎて変な色になった、という感じですかね。元々、井上靖が割り合い現代的価値観を持ち込みがちな人で、原作も妙なバイアスがかかっていましたから、そこに脚本家や演出家のバイアスが重なって訳分からん内容になってしまったような。
そうそう、今回の萩乃はこれまでになく八重が入ってて薄気味悪かったです。どうせ太郎くんの造反前に終わっちゃうんだから、なにもこの線で行くこたぁないじゃん、と思ってしまいました。
あと、高遠の蓮芳軒ちゃんが瞬殺されたのが非常に残念です。けっこう気に入っていたのに、討死報告だけですからねえ。もったいないなあ。
今日はGW初日
2007.04.28 Saturday | category:雑記
オリンピック炎上
2007.04.27 Friday | category:雑記
『トニーたけざきのガンダム漫画2』読了
2007.04.26 Thursday | category:漫画
本日締め切りにつき……
2007.04.25 Wednesday | category:お仕事
『チェーザレ(3)』読了
2007.04.24 Tuesday | category:漫画
昨日書いた通り、買ってきてすぐに読み終わってしまいました。
すこぶるおもしろいんですけど、進みが遅いのが難点です。これは実に丁寧に背景説明をしてくれているためで、そもそも情報量が半端ではないだけに、難点といってしまってよいものか微妙ではあるわけですが、でもやっぱり遅いかな。
とはいえ、成人向け歴史コミック(一般には青年向けとされているわけですが、そういう中高年を排除したカテゴリー分けには断固反対なのでありまして、一般に成人向けとされるものは当ブログではエロマンガまたはHコミックと呼称します)としての水準は、特上というかA++というか、とにかく過去に類を見ない高さなわけで、これをあえて下げてまで先を必要があるかと問われれば、ありませんとしかいえないのでありました。
私の命がある間に終わらせてくれさえすれば、あとは好きなようにやってくださいませ、という感じです。
すこぶるおもしろいんですけど、進みが遅いのが難点です。これは実に丁寧に背景説明をしてくれているためで、そもそも情報量が半端ではないだけに、難点といってしまってよいものか微妙ではあるわけですが、でもやっぱり遅いかな。
とはいえ、成人向け歴史コミック(一般には青年向けとされているわけですが、そういう中高年を排除したカテゴリー分けには断固反対なのでありまして、一般に成人向けとされるものは当ブログではエロマンガまたはHコミックと呼称します)としての水準は、特上というかA++というか、とにかく過去に類を見ない高さなわけで、これをあえて下げてまで先を必要があるかと問われれば、ありませんとしかいえないのでありました。
私の命がある間に終わらせてくれさえすれば、あとは好きなようにやってくださいませ、という感じです。
『C-blossom』読了
2007.04.23 Monday | category:漫画
今日はさっそく『チェーザレ(3)』を購入して一気に読み終わってしまったわけで、さらに『信玄の戦略』と先日読み終わった『武田信玄と勝頼』の比較なんていう面白いネタもあったりするのですが、諸般の都合により『C-blossom』の感想です(笑)。
で、その内容ですが、福井晴敏原作ということで、『6ステイン』の続きというか、関係性が非常に強いわけで、登場人物もかなりかぶっています。面白かったです。後半の説得力がやや弱い感じですし、いささかご都合主義な面もあったりするわけですが、漫画としての総合的な印象はかなり良好です。
もちろん、マニアックに高度な内容をキープしている作品ではないので、突っ込もうと思えば突っ込むネタに事欠くわけではないですが、それなりの水準としてはかなりよく出来ているほうですし、絵柄も絶賛するほどではないものの許容範囲内でした。というより、もっとひどくなってもおかしくない絵柄ですから、ある意味、奇跡的なバランスで成り立っているといってよいのかもしれません。
原作がある漫画というのは、普通は漫画家によほど力量がない限り引き算で完成度を判定することになるわけで、本作も引き算での考えるしかないわけですが、私が見た限りにおいてはそこそこ高い水準を維持できていると思います。
で、その内容ですが、福井晴敏原作ということで、『6ステイン』の続きというか、関係性が非常に強いわけで、登場人物もかなりかぶっています。面白かったです。後半の説得力がやや弱い感じですし、いささかご都合主義な面もあったりするわけですが、漫画としての総合的な印象はかなり良好です。
もちろん、マニアックに高度な内容をキープしている作品ではないので、突っ込もうと思えば突っ込むネタに事欠くわけではないですが、それなりの水準としてはかなりよく出来ているほうですし、絵柄も絶賛するほどではないものの許容範囲内でした。というより、もっとひどくなってもおかしくない絵柄ですから、ある意味、奇跡的なバランスで成り立っているといってよいのかもしれません。
原作がある漫画というのは、普通は漫画家によほど力量がない限り引き算で完成度を判定することになるわけで、本作も引き算での考えるしかないわけですが、私が見た限りにおいてはそこそこ高い水準を維持できていると思います。
『風林火山』第16回
2007.04.22 Sunday | category:NHK大河
『傭兵ピエール(3)〜(4)』読了
2007.04.21 Saturday | category:漫画
原作のほうがよいというのは、この手の漫画に対してはやや酷な評価かもしれませんが、絵にしただけの効果が発生していない以上しかたがありません。当時の戦術については勉強不足が致命的なほどで、これなら「剣と魔法」系の漫画家の誰を使ってもいっしょです。そのためにこの人を使った、と胸を張っていえるほどのマニアを起用しなかった時点で、集英社の失敗は明白であると思います。
逆にいえば、こういう使い方をされた漫画家は不幸です。それなりに意欲を持った方だったようですが、十分な資料を入手できたわけではないようですし、連載が始まってからようやく勉強し始めたらしいので、ストレスは大きかったのではないかと思います。もう少し時間的な余裕があればよかったんでしょうけどね。
逆にいえば、こういう使い方をされた漫画家は不幸です。それなりに意欲を持った方だったようですが、十分な資料を入手できたわけではないようですし、連載が始まってからようやく勉強し始めたらしいので、ストレスは大きかったのではないかと思います。もう少し時間的な余裕があればよかったんでしょうけどね。
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