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『篤姫』第26回
 斉彬の建白書について、かなり苦しい説明が繰り返されましたが、たしかにそういう解釈もあるのかなと思えなくもないものの、やはりそれ以前に篤姫がすでに紀州慶福派に寝返っていたと考えたほうが自然な気がします。ドラマとしても無理がないし。
 なので、こんなに引っ張らなくてもよかったような。
| 書いている人 | 22:42 | comments(2) | trackbacks(1) |
『篤姫』第25回
 振り上げた拳を下ろす理由付けに苦しんでいるというか、一橋派として色付けしすぎたツケというか、なんとも捏ね繰り回してくれますが、相変わらず意味がわからないというか、効果のほどが意味不明です。
 とくに、篤姫排除のためならお志賀嫌いも引っ込めるという本寿院様の臨機応変は、戦略的にはあまりほめられたものではなく、これまで大奥で苦労してきたという割には浅薄に見えるという非常にまずい効果を発揮している気がします。それくらいなら、嫌いなものは嫌いという姿勢を貫くほうが効果的なはずで、新しく側室を上げるための工作に走るとか、もう少し理路整然とした陰謀があってよいところ。万事が成り行き任せで事後対応のみという脚本は、大奥の女性たちをちとアホに描きすぎではないかと思います。
 で、なんか大久保がグレまくってますが、のちの大久保像を先取りしすぎた観があり、どうもしっくりきません。家定様のうつけの理由もそうでしたが、こんなことで大久保に謀略の人になってもらってもね。なーんか底が浅すぎやしませんかと、そう思ってしまいます。
| 書いている人 | 22:54 | comments(1) | trackbacks(1) |
『篤姫』第24回
 どこがどううつけのふりなのかわかりませんでしたが、とりあえずハリスの謁見も終了し、一山越した感じの今回の大河。どこに山を持ってきているのかさっぱりわからないのが難点ですね。普通だと歴史的に重要な転回点に山を持ってくるので、阿部の急死などはもっと突っ込んで作り込んでもよいはずだったのですが、いかにもあっさりでハリスがこれですから、バランス感覚がなんかよくわからんです。
 で、本寿院様大激怒でしたが、前回に始まった篤姫との関係悪化(具体的には今回からですが)はほんとに必要なのか、これもよくわからんです。正直な話、篤姫が看過されて反水戸化したことはほぼ間違いないわけで、ここらはあっさり流してもいいような気がしますがねえ。
| 書いている人 | 22:31 | comments(0) | trackbacks(1) |
パソコンが壊れた
 Fan error の表示が出て5回も起動に失敗したので、覚悟を決めて修理に出す準備を始めたのですが、ひとしきりジタバタした後でなんとなくスイッチを入れてみたら、なぜか問題なく起動。朝から2時間も右往左往した揚げ句の不可解な結末に、これを不運と見るか幸運と見るかで人間性が問われるのだろうと、勝手に納得しました。
 冷却ファンはここ半月ほど非常にうるさかったので、もしかするともう寿命なのかもしれませんが、今朝の猫ゲロが原因だとすると、必ずしも寿命とは限らないわけで、このあたり、判断の分かれるところではないかと思います。
 が、しかし、音が不自然にうるさかったのは事実なので、バックアップの頻度を上げておいたほうがよいのかもしれません。月単位だと、ちょっとしたことで冷や汗をかかされることになりますから。
| 書いている人 | 11:09 | comments(0) | trackbacks(2) |
『篤姫』第23回
 要するに、慶喜と慶福を比べたら慶福のほうがいい人じゃん、という話。
 が、他所でも指摘されているように、このときの慶福はっていうよりですね。ま、この年になると、慶喜の年でもついついっていっちゃいますが。
 そんなわけで、慶喜はや〜な感じのヤツ、慶福はいい子でえらい子、という色分けがなされたことにより、今後の篤姫の政治的立場は正当化されることになるのでしょうね。政治的っていうより感情的っていうのが史実の実情に近いとは思いますが、まあ将軍御台所という立場だと感情もへったくれもなくすべからく政治的なので、そこらへんはOKだと思います。
 それにしても、傷んだ菓子を看破したシーン、私はてっきり裏で紀州家がお膳立てした出来レースという設定かと思ったのですが、今回の流れではどうもそうではないような雰囲気。まだ次回になって実は……の可能性もありますが、どうでもいいような話なのでどっちでもいいです。
 あと、これもどうでもいい話ですが、家定様、五目並べ弱すぎ(笑)。
| 書いている人 | 22:23 | comments(0) | trackbacks(1) |
原稿送信
 締め切りが10日だったので、1日遅れとなってしまいました。原稿自体は半月ほど前に形がほぼ完成していたので、一昨日の時点で送っていればなにも問題はなかったはずなのですが、土壇場になって気が変わったのがまずかったです。どうせなら、もう1日早く踏ん切りをつけるべきでした。
 で、まあそんな経緯もあり、真田幸村氏だけ依怙贔屓するという変更後の方針を破棄し、初心に帰って大坂籠城牢人諸将の敗戦責任を強調する内容に戻しました。同じ原稿の中で幸村だけ持ち上げると、どうしても全体にトーンダウンしてしまうんで。

 というわけで、今回はそのへんのちょっとしたアクシデントを除けば、概してスムーズに作業が進んだのでよかったです。ゆっくり書いた分だけ原稿以外の作業もかなり進んだので、全体としてはまあまあといってよいでしょう。めでたし、めでたし。
| 書いている人 | 20:30 | comments(0) | trackbacks(0) |
『篤姫』第22回
 はっきりいって動機が薄弱すぎ。あんな動機でうつけのフリするのは、一般人民的感覚からいって、大いに迷惑なのでやめていただきたいって感じです。
 てゆーか、そのつまらん動機だけでただのアホでしょ。そこで全否定されるような持って行き方は、あまりにも稚拙です。演出に難ありすぎ。

 一方、一橋さんは癖出しすぎというか狙いすぎというか暗示的すぎというか、後でボロを出さねばよいけど、とよけいな心配をしてしまいました。この会見だけの男になりかねないです。
 ま、史実でも将軍になって大暴落した人物なので、それはそれでいたしかたないかとも思いますが。

 でもって、ようやく阿部さん御逝去。ほとんど瞬殺でしたな(^^;。
 草刈正雄さんといえば、『風と雲と虹と』が大河デビューでしたが、大成功だったのは偽大河(水曜時代劇)の『真田太平記』で、大河ではレギュラーが少なくてやや不遇な人でした。今回も途中退場の役で、名演でしたがちょっとかわいそうな感じでございます。
| 書いている人 | 08:53 | comments(0) | trackbacks(1) |
4月1日からの読了分
 4月1日から5月31日までの62日間に読んだ本(雑誌、教養書、学術書などを除く)は以下の通り。

『翳りゆく夏』(赤井三尋/講談社文庫)

『虹のつばさ』(赤城毅/講談社文庫)

『肝盗村鬼譚』(朝松健/角川ホラー文庫)

『ダリの繭』(有栖川有栖/角川文庫)
『マジックミラー』(有栖川有栖/講談社文庫)

『夜叉沼事件』(太田忠司/徳間文庫)

『魔性の子』(小野不由美/新潮文庫)

『盤上の敵』(北村薫/講談社文庫)

『狐罠』(北森鴻/講談社文庫)
『メビウス・レター』(北森鴻/講談社文庫)
『花の下にて春死なむ』(北森鴻/講談社文庫)
『桜宵』(北森鴻/講談社文庫)
『孔雀狂想曲』(北森鴻/集英社文庫)
『凶笑面―蓮丈那智フィールドファイルI―』(北森鴻/新潮文庫)
『触身仏―蓮丈那智フィールドファイルII―』(北森鴻/新潮文庫)
『写楽・考―蓮丈那智フィールドファイルIII―』(北森鴻/新潮文庫)
『緋友禅 旗師・冬狐堂』(北森鴻/文春文庫)

『アニーの冷たい朝』(黒川博行/講談社文庫)
『てとろどときしん 大阪府警・捜査一課事件報告書』(黒川博行/講談社文庫)

『ガンパレード・マーチ 九州奪還2』(榊涼介/電撃ゲーム文庫)

『密約 物書同心居眠り紋蔵』(佐藤雅美/講談社文庫)
『お尋者 物書同心居眠り紋蔵』(佐藤雅美/講談社文庫)
『四両二分の女 物書同心居眠り紋蔵』(佐藤雅美/講談社文庫)
『首を斬られにきたの御番所 縮尻鏡三郎』(佐藤雅美/文春文庫)

『火の粉』(雫井脩介/幻冬舎文庫)
『犯人に告ぐ(上)』(雫井脩介/双葉文庫)
『犯人に告ぐ(下)』(雫井脩介/双葉文庫)

『未明の家 建築探偵桜井京介の事件簿』(篠田真由美/講談社文庫)

『行きずりの街』(志水辰夫/新潮文庫)

『ボーダーライン』(新保裕一/集英社文庫)
『ストロボ』(新保裕一/新潮文庫)
『トライアル』(新保裕一/文春文庫)

『39【刑法第三十九条】』(永井泰宇/角川文庫)

『ふたたびの加奈子』(新津きよみ/ハルキ・ホラー文庫)

『解体諸因』(西澤保彦/講談社文庫)

『天使の屍』(貫井徳郎/角川文庫)
『さよならの代わりに』(貫井徳郎/幻冬舎文庫)
『崩れる 結婚にまつわる八つの風景』(貫井徳郎/集英社文庫)
『迷宮遡行』(貫井徳郎/新潮文庫)
『プリズム』(貫井徳郎/創元推理文庫)

『蟲』(坂東眞砂子/角川ホラー文庫)

『宿命』(東野圭吾/講談社文庫)
『むかし僕が死んだ家』(東野圭吾/講談社文庫)

『ブレイブ・ストーリー(上)』(宮部みゆき/角川文庫)
『ブレイブ・ストーリー(中)』(宮部みゆき/角川文庫)
『ブレイブ・ストーリー(下)』(宮部みゆき/角川文庫)
『蒲生邸事件』(宮部みゆき/文春文庫)

『黒い軍旗』(山前譲編/飛天文庫)
| 書いている人 | 12:07 | comments(0) | trackbacks(2) |

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